一般的に浮気の証拠とされるものは、事実を特定できるための資料や、証人、物のことを言います。
例えば不貞行為の証拠の種類はその有効性(機能)によって次のように分けられます。
一般的に浮気の証拠とされるものは、事実を特定できるための資料や、証人、物のことを言います。
例えば不貞行為の証拠の種類はその有効性(機能)によって次のように分けられます。
不貞行為を直接的に証明する証拠
(例)・ラブホテルへ異性と同伴して入ったときの写真や、目視証言
(例)・裸体で双方一緒にいる写真
不貞関係にあることを強く推認させる証拠
(例)・交際を疑うに足りる電子メールの通信内容(できれば現物写真)や手紙
(例)・接吻している写真
証拠の信用性を証明する証拠
(例)・現場を目視した者の信用性(調査員の信用度等)
(例)・交際していた噂の信用性
(注意)これらはいずれも単体で使用するのではなく、組み合わせて確実に立証します。
不貞行為とは、配偶者をもつ者と配偶者以外の異性の性行為のことをいいます。
法律的には、この行為を「貞操義務違反に基づく不法行為」としており、損害賠償(慰謝料)問題の原因になります。
ただし、不貞行為は、一度でも不法行為ですが、離婚原因になるかはその他の状況を含めて判断しますので、相手方からある程度の反論があることを想定して、通常は複数回の不貞行為を証明して継続的な不貞行為を伴う交際として離婚原因にします。
異性が独り暮らししているアパートに外泊したり、二人で旅行し同じホテルに泊まったり、夜間に暗中の車内で密会を繰り返す、あるいは密会中に接吻しているなどの行為を繰り返す場合などは、不貞関係は証明できないまでも、強く情交関係が疑われる行為として、これが原因で夫婦関係が破綻した場合は、「婚姻を継続し難い重大な事由」を離婚原因とすることがあります。
ただし、この様な場合、通常は他の間接証拠と併せて証明します。